(社)日本産業カウンセラー協会四国支部
支部長挨拶
就任のご挨拶
四国支部 支部長 藤岡 秀夫
この度、四国支部長に就任しました藤岡です。
7月1日にビズポートに於いて開催された、第5回四国支部通常総会で承認を受け、四国支部の新しい幹部が誕生しました。
最初に、今期で退任された皆様に、御礼を申し上げたいと思います。困難な支部の基礎作りに、多忙の中で奔走された、先達の活躍があってこそ、今日の人材と財政の支部基盤が整ってきたのだと、感謝申し上げます。これからもよろしくお願い致します。
私は、自分が支部長を引き受けていいのだろうかと、随分迷いましたが、自分の弱さや非力を知った上で、謹んで受けることにしました。
元をたどれば10年前、養成講座を受けたことがきっかけになって、それまで予測していた人生コースと、少し違った方向に進み始めたようで、運命はあまり信じないけど、人の縁は信じる方なので、恩返しが少しでも出来れば「まあ、いいか」と、心を決めました。
モットーは「夢を忘れない」です。人は年を取ったから老いるのではなく、夢を失ったから老いるといいます。私も、身体はムリが利かなくなりましたが、気分は20代です。(あつかましいとの声が、聞こえてきそうですね)
皆様も、様々な夢をもって生きておられると思います。また、私たちには産業カウンセラーとしての、共通の夢もあるのではないでしょうか。これは、支部にとって大きな財産だと思います。
フランスの啓蒙思想家ヴォルテールは、民主主義の本質として「私はあなたの意見には反対である。しかし、あなたがそれを言う権利は死んでも守る」と言った。
カウンセラーは、クライエントの相談を聴かせていただくとき、自分の価値観や認知枠を横に置く。ときに、それが聞くに堪えない話であったとしても、そうとしか言えない人生を歩んできたクライエントに寄り添って、胸のうちを聴かせていただく。
これは、カウンセリングの態度や技法を超えて、ヴォルテールに言わせれば、民主主義の本質そのものではないでしょうか。近年の、信じられないような社会的不祥事が相次ぐ中で、傾聴の資質を身につけた、産業カウンセラーの果たす社会的役割は、歴史的にも大きいと思うのですが、いかがでしょうか。
もっとも、夢を追うだけではなく、現実を冷静に認識していきたいと思います。四国支部は、課題も多く、赤字財政から脱却はしたものの、安定にはまだほど遠く、養成講座の充実と、事業推進拡大の2本柱の体制が急務です。だが幸いにも、四国には600名を超える仲間がいます。その皆様方の知恵と力をお借りして、夢は大きく、現実は堅実に、一つひとつの活動と施策を、着実に進めて行きたいと思っています。ご協力をよろしくお願い致します。